神奈川県平塚市で、男性の頭部や胴体などが相次いで見つかった事件で、警察は男性と同居していた５５歳の女を逮捕しました。
死体遺棄などの疑いで逮捕されたのは、神奈川県平塚市の介護施設職員、中山宏子容疑者（５５）です。
警察の調べによりますと、中山容疑者は先月から今月にかけて同居していた無職の志村寛治さん（当時６６）の遺体を包丁などを使って切断したうえ、頭部や胴体などを平塚市内の空き地や駐車場にすてた疑いが持たれています。
「２、３か月くらいは見てないと思いますね。（Ｑ．変わった様子は？）いや、ないです。電気もついていたし、夜、普通に網戸もしていたし」（近所の人）
警察によりますと、中山容疑者は志村さんと内縁関係で、胴体が捨てられていた駐車場のすぐ近くにあるアパートで、長年にわたって同居していたということです。
取り調べに対し、中山容疑者は「布団の上で切断して棄てたことは間違いありません」「早く見つけて欲しくて棄てました」などと供述しているということで、警察は、志村さんが死亡したいきさつについても事情を知っているとみて調べています。（25日20:58）
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