『日语阅读』政治:党内から批判も、内閣改造のねらいは
今回の内閣改造のねらいはどこにあるのでしょうか。1つは問責決議を受けた仙谷官房長官と馬淵国土交通大臣を交代させ、通常国会で野党側が審議に応じる環境を整えることです。 菅総理は、政権の要である仙谷氏を代表代行で処遇し、官房長官には小沢元代表と距離を置く枝野幹事長代理を起用、引き続き「脱小沢」路線を徹底した形です。 ただ、今回の改造では、当初検討された党内の中間派の議員の起用が見送られ、菅総理に近い議員のポストの入れ替えにとどまった印象で、民主党内からも「お友達たらい回し内閣だ」という批判がさっそく出ています。 もう1つのねらいは、菅総理が6月をめどに方針を出すとしているTPP=環太平洋パートナーシップ協定と、社会保障と消費税を含む税制の抜本改革に取り組む布陣を敷くことです。 菅総理は、社会保障と税制の分野に精通した与謝野氏を内閣改造の目玉として起用したほか、TPP参加に消極的な大畠経済産業大臣を国土交通大臣に横滑りさせました。 さらに今回、藤井元財務大臣という大ベテランが官房副長官に起用されましたが、これは藤井氏が官僚と太いパイプを持つことから、調整役として菅総理が指名したということです。 菅総理は午後に国民新党の亀井代表との党首会談を経て組閣本部を立ち上げ、夕方には菅第2次改造内閣が... [ 查看全文 ]『日语阅读』政治:党内から批判も、内閣改造のねらいは的相关文章