2011日语:社会:漁村集約、揺れる漁師たち
宮城県の女川町は、津波からの復興計画の中で小さな漁村をまとめて高台へ移転する案を掲げています。この案に漁師たちは複雑な思いを抱いています。「前の風景、何にもなくなった。終わりだっちゃ。集落なくなった」宮城県女川町塚浜の漁師・阿部彰喜さん(61)。津波で家も集落も流されました。ただ、船だけは津波が来る前に沖へ出し、守ることができました。「あの船残ったから、なんぼでも、かんぼでも、船が残ったから頑張るしかない」(阿部彰喜さん)「早く生活を立て直し、再び海に出たい」。そう願う阿部さんに今、“ある問題”が足かせとなっています。それは、町が計画する漁村の集約と高台移転。女川町は当初、海沿いにある15の集落を6つに集約し、高台へ移転させる計画を示していました。しかし、漁村集約には反発が大きく、計画を一部断念。一部の漁村の集約を進めながらすべての住宅を高台移転させる計画ですが、反対の声が少なくありません。「住み慣れてきて、急にそっちに行けって言われても、そう簡単にはいかない」(漁師)阿部さんも「これまで育んできた集落の伝統が失われてしまう」と訴えます。「我々、苦しくったって、津波で流されたって、ここに居なくちゃならない。責任と使命があるんだもん」(阿部彰喜さん)さらに、阿部さんは町が... [ 查看全文 ]2011日语:社会:漁村集約、揺れる漁師たち的相关文章
2011日语:社会:落とし穴で夫婦死亡、“驚かそうと掘った”
石川県の海水浴場で、23歳の夫婦が砂浜の落とし穴に埋まり死亡した事故です。この落とし穴は、誕生祝いで夫を驚かせようと、死亡した妻と友人が掘ったものだということです。27日午後10時ごろ、石川県かほく市の海岸で、金沢市の会社員、出村裕樹さん(23)と妻の里沙さん(23)が砂浜の落とし穴に埋まり、2時間後に救出されましたが、収容先の病院で死亡が確認されました。2人は頭を砂に突っ込んだ形で上半身が埋まっ...[ 查看全文 ]