『日语学习』国际:ハイチ大地震から1年NGO支援の裏で
カリブ海の島国ハイチで起きた大地震からちょうど1年。コレラが猛威を振るう中、海外のNGOが医療支援などを続けてきましたが、その裏では、深刻な問題が起きています。 医療支援や食料支援など、海外から来た多数の支援団体が活動するハイチ。 その数は1万を超えたともいわれています。 貧困に苦しむ人々の生活には大きな支えとなっていますが、ある問題も引き起こしています。 「ここは、比較的裕福な患者が訪れていたという民間の大きな病院なんですけれども、去年の地震の後、閉鎖されてしまいまして今もこのようにシャッターが下りています」(記者) 4年前にできたばかりのこの病院は、地震直後の3か月間、海外の医療系NGOの求めに応じて最新の医療設備を開放し、共同で2600人の患者を無料で治療しました。 病院側は、NGOから設備の使用料や病院スタッフの人件費などを見込んでいましたが、ボランティアをうたうNGO側が支払いを一切拒否したため、資金繰りに行き詰まってしまいました。 「資金を使い果たした。誰一人費用を負担しないから」(閉鎖に追い込まれた病院長) 世界中からの寄付で大きな資金を持つ国際支援団体。ハイチの各地に多数の医療スタッフを今も派遣し、無料で患者を診察しています。 このため、地元の民間病院には患者が来なく... [ 查看全文 ]『日语学习』国际:ハイチ大地震から1年NGO支援の裏で的相关文章