道路の整備だけに使われてきた道路特定財源の使い道を広げる一般財源化をめぐって、国土交通省は、今後１０年間の道路整備に６５兆円が必要で財源はほとんど余らなくなる、という計画案を示しました。
国土交通省が発表した道路整備の計画案によりますと、来年度からの１０年間で、高速道路の建設などに３３兆円、道路や橋の整備と修理などに１９兆円など、合わせて６５兆円の事業費が必要だと試算しています。
道路特定財源の使い途を道路整備以外に広げる、いわゆる一般財源化をめぐっては、去年、「道路整備に使って余った分を一般財源化する」と閣議決定されましたが、今回の計画通りに道路整備を進めれば特定財源をほとんど使い切ってしまい、「余りは無い」という計算になります。
「合計６８兆円というものが所要の経費として要りますと。皆様方に納得して頂けるものをつくりあげたつもりでございます」（冬柴国交相）
「必要な道路を作るための財源は確保させて頂く、それで余剰ができれば、それは一般財源化で他のものに転用してもやむなし、とこういうような考え方をしていますので」（自民党・山本有二道路調査会長）
余ったら一般財源化するという基本方針を逆手にとって、「そもそも財源は余らない」という計画を出してきたわけですが、今月末から本格化する税制改正の議論を前にして改革を骨抜きにしようとする思惑が透けて見えます。（13日19:29）
以上是日本留学网https://riben.liuxue86.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《[日语学习网]经济:改革骨抜き？道路特定財源「余り無し」》文章，恭祝大家考试顺利通过！