沖縄県では、相次ぐアメリカ兵による事件・事故に抗議する県民大会が開かれ、およそ６０００人が怒りの声を上げました。
「沖縄の怒りを日米両政府にぶつけようではありませんか」（米兵の事件に抗議する県民大会、玉寄哲永実行委員長）
大雨の中、開催された県民大会には、主催者発表で６０００人が参加しました。大会では、アメリカ軍基地を抱える地元の市長らが抗議の声を上げたほか、２００２年に神奈川県で、アメリカ兵に性暴力を受けたオーストラリア人女性が被害者の苦しみを訴えました。
大会では、日米地位協定の改定や基地の整理縮小などを求める決議が採択され、実行委員会は、来月にも日米両政府に要請行動を行うことにしています。
「米軍は野放し状態。徹底的に県民が立ち上がらないと、絶対にこれは直らない」（参加者は）
今回の県民大会は、県議会最大会派の自民党や仲井真知事が参加を見送ったため、超党派での開催は実現しませんでした。（23日17:06）
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