給付金を受け取ることで麻生内閣が一致です。麻生総理が２日、定額給付金を受け取る意向を表明したことを受け、３日朝の閣議のあとの閣僚懇談会では、全閣僚揃って給付金を受け取る方針が確認されました。 「麻生首相も受け取りの方向を示したということを受けて、各閣僚におかれても、これについてご協力をお願いした」（河村建夫官房長官） また、この場で麻生総理自身が、給付金を受け取ることにした理由を説明したということですが、閣僚から異論はありませんでした。 「党、並びに閣僚の間では、受け取ることが決められましたので、忠実に守っていきたい。使途については妻と相談する」（与謝野馨財務相） 「地元で何らかのもので消費還元させてもらう。総理が変わったというよりも、経済環境が変わったという認識の中で、彼（総理）が判断されたと思う」（金子一義国交相） 「（結論が）落ち着くところに落ち着き、すっきりして良かった」（小渕優子少子化相） 一方、所得制限を設けるかどうかで閣僚の間で意見が分かれたことについて、甘利行革担当大臣は、最初に所得制限を持ち出した与謝野財務大臣に苦言です。 「与謝野大臣が一番最初に、高額所得者は受け取るべきではないと発言したのがきっかけだった。（可能かどうか）子細に調査した上で発言されるのが良かったのではないか」（甘利明行革相） 甘利大臣はこう述べた上で、「技術論を詰めておけば無用の混乱は避けられた」と指摘しました。（03日11:09）
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