鴻池祥肇内閣官房副長官が、知り合いの既婚女性を議員宿舎に泊めたという内容の記事が週刊誌に掲載され、野党側から副長官辞任を求める声も出ていますが、河村官房長官は現時点では辞任にあたらないとの認識を示しました。 これは１５日発売の週刊新潮に掲載されたもので、鴻池副長官が知り合いの既婚女性を去年１２月から今年１月にかけて複数回、議員宿舎に泊め、この女性に宿舎玄関のカードキーを与えているという内容です。 河村長官に対して鴻池副長官は、宿舎玄関のキーは常時貸していた訳ではないなどと説明したということです。 一方、民主党の鳩山幹事長は、１４日の段階で辞任を求めています。 また、麻生総理は１４日夜、記者団の質問に「議員宿舎に人が入るということは、何らおかしいことではないと思っている」としながらも、次のように答えています。 今後、鴻池副長官の進退問題になれば、任命権者としての麻生総理の責任も問われる可能性がありますが、鴻池副長官はこれまでに事実関係を確認するためのＪＮＮの取材には応じていません。（15日11:29）
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