埼玉県新座市の小学校で児童が集団で体調不良を訴え、検査の結果、ノロウイルスが検出されました。この小学校では、２９日児童を集団下校させ、３０日から２日間臨時休校することを決めました。
２８日午前、新座市石神小学校で、登校した３年生の児童が体調不良を訴え、嘔吐しました。
その後、１年生から５年生の１３人の児童が相次いで不調を訴え、２９日には全校生徒の３分の１にあたる１３７人が欠席、さらに登校した２７人も早退しました。
埼玉県衛生研究所が児童が吐いたものを検査した結果、４検体のうち２検体からノロウイルスが検出されました。
重症の児童はいないということですが、石神小学校では２９日、児童を集団下校させ、３０日から２日間臨時休校としました。現在、保健所などが、児童が吐いた物から他の児童に集団感染した可能性もあるとみて、調べています。（29日21:30）