自民党の麻生幹事長は、自衛隊がインド洋で給油活動を続けるための給油継続法の延長について、「再可決ありきではない」とする一方、仮に給油活動を中止した場合でも何らかの国際貢献が求められる、という認識を示しました。
「大事なことは、始めに３分の２（での再可決）ありきじゃない。油の供給だけにこだわるつもりはありません」（自民党・麻生幹事長）
共同インタビューで麻生氏は、「インド洋で自衛隊が行っている給油支援活動は続けるべき」という考えを示す一方、「仮に給油活動を中止した場合も国際社会から別の形の貢献を求められ、政治的な決断を迫られる」という認識を示しました。
また、麻生氏は借金の利息払いを除いてその年の収入で支出が賄えるプライマリーバランスの黒字化を政府が２０１１年度に達成するよう目指していることについて、「現実問題、難しくなってきているのではないか」と述べ、目標達成は困難だという見通しを示しました。（05日22:59）
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