大阪地検特捜部による証拠改ざん事件を受けて設置された「検察の在り方検討会議」で座長を務めた千葉景子元法務大臣が会見し、「検討会議としての役割は果たした。今後は検察自らが行動することが重要」と述べました。
「これはあかんと。何も筋書きがなかった。一体、在り方検討会議は何をやったらいいのかというところから議論をスタートした。」（千葉景子元法務大臣）
千葉景子元法務大臣を座長とした「検察の在り方検討会議」は、合わせて１５回開かれ、３月末、検察の取り調べの可視化などについてまとめた提言が江田五月法務大臣に提出されました。
２７日の会見で千葉元大臣は、「はじめは議論をまとめることができるか不安だった」と振り返り、その中で、メンバー全員で「検察自ら改革の道を進む。これなくしては検察の再生はありえない」という共通認識を持ち、会議を進めた、と話しました。
また、提言については「あくまでも『処方箋』、検察自らが今回の提言を受け入れ、改革していくことが重要だ」と述べました。（27日21:08）
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