今度は、清武氏が球団や渡辺会長を逆提訴です。読売巨人軍の渡辺恒雄・球団会長を批判して解任された清武英利・前球団代表が、球団や渡辺会長に名誉を傷つけられたとして損害賠償などを求める訴えを起こしました。
「読売巨人軍は渡辺恒雄氏の私物ではなく、監督やコーチ、選手、あるいはフロント職員のものであって、また、多くのファンの皆さまのものであると考えております」（清武英利前球団代表）
コーチ人事をめぐって読売巨人軍の渡辺恒雄・会長を批判したとして解任された清武英利・前球団代表が、球団や渡辺恒雄・球団会長を相手取り合わせて６２２０万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。
「確定していたコーチ人事を、鶴の一声で覆した渡辺氏の行為はコンプライアンス違反であり、読売巨人軍の監督、選手に対する裏切り」（清武英利前球団代表）
渡辺会長は、清武・前代表が会見を開いた翌日に書面で、「“清武声明”はまことに非常識で悪質なデマゴギーであります」「今年の“清武補強”のほとんどは、失敗した」などとコメントしていましたが、清武氏はこの発言について「いわれなき誹謗中傷で、社会的名誉を著しく失墜させた」と主張していて、損害賠償と読売新聞の紙面に謝罪広告を掲載するよう求めています。
この問題をめぐっては、読売側も清武氏の一連の言動で名誉を傷つけられたとしてすでに訴えを起こしています。（13日17:21）
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