拉致被害者の田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さんが埼玉県内で講演し、北朝鮮の体制の変化から今年を「被害者救出のための勝負の一年」と位置づけ、政府に対し北朝鮮側との交渉実現を求めました。
「今年一年は私個人的に勝負ではないかと。（日本政府には）裏でも表でもいいから（北朝鮮と）交渉してほしい、接触してほしい」（拉致被害者・田口八重子さんの長男 飯塚耕一郎さん）
飯塚耕一郎さんは、北朝鮮のキム・ジョンウン体制が始まったことと、家族会と長年活動を共にしてきた松原氏が拉致問題担当大臣に就任したことから、今年を「勝負の年」と位置づけ、「日本政府は北朝鮮側との接触を進め、スピード感を持ってやってほしい」と訴えました。
一方、就任後初めて千葉市での集会に出席した松原大臣は「北朝鮮側との実効性のある対話を実現させるため、政府一丸となって取り組む」と述べました。（28日20:22）
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