麻生総理大臣は、日本の総理としては戦後初めてサハリンを訪れ、ロシアのメドベージェフ大統領と首脳会談を行っています。 日本がサンフランシスコ条約で権利を放棄したサハリンをめぐっては、戦後、総理大臣の訪問はありませんでした。会談は日本時間の午前１０時半から始まりました。 麻生総理のサハリン訪問は、先月、メドベージェフ大統領との電話会談で、「サハリン２」によるＬＮＧ＝液化天然ガスの生産開始式典に招待され、応じたものです。 麻生総理は、去年１１月のペルーのリマでの会談に続いてロシアの大統領と首脳会談を行うことで、外交の麻生をアピールするのが狙いです。 一方、ロシア側もアジア太平洋地域での日本との経済関係の強化を望んでいるため、麻生総理は今回の会談で北方領土問題で新たな進展を引き出したい考えです。（18日12:01）
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