麻生総理大臣は、日本時間の２５日未明、アメリカのオバマ大統領と初の首脳会談に臨みます。アメリカは日本に何を期待しているのか、そして、麻生総理がそれにどう答えるのかが注目されます。 麻生総理は、日本時間の２４日午前９時すぎ、ワシントン郊外のアンドリュース空軍基地に到着し、宿泊先の市内のホテルに入りました。 日本時間の２５日未明に行われる日米首脳会談、オバマ大統領にとっては麻生総理が、ホワイトハウスに迎える初めての外国の首脳で、先にクリントン国務長官が初めての外遊先に日本を選んだことに続き、日本重視の姿勢を示したものと受け止められています。 「米政府の意図は、日本が我々の外交の中心にあり、イギリスと並んで最も大事な二国間関係だと、言葉と行動で示すためです」（アーミテージ元国務副長官） もちろん同盟重視というのは、世界的なテーマに共に対処するという役割分担の意味がしっかりと含まれています。特に、１００年に一度の危機で、どの国も国内対策で手一杯の中、経済危機やアフガニスタン支援、イラク復興や地球温暖化対策などに、資金を含めて大きな貢献が期待できる国はそうそうありません。 「（ホワイトハウスに来る）一番になることには、当然、プレッシャーと責任があります。オバマ政権はどんな貢献ができるか、日本から自発的な提案を望んでいます」（外交問題評議会、シーラ・スミス上級研究員） 日本時間の２５日未明に行われる日米首脳会談では、オバマ大統領が新しい外交の軸として掲げる国際協調主義とはどのようなものなのか、そしてそれに麻生総理がどう応えるのかが注目点になります。（24日11:21）
（本网站视频文件将在10日后进行 删除）
