日本列島は広い範囲で大荒れの天気となりそうです。各地で風が強まっていますが、東日本、北日本では、これからますます風が強まってきそうです。
強風の原因は、日本海にある低気圧です。寒冷前線が低気圧から南に垂れ下がって日本列島にかかっていますが、この前線の東側で強い南風が吹いています。
この風は強いだけではなくて、湿った空気を持ち込みますので、各地で大雨や大雪の恐れ、また同時に、気温が上がってきますので、雪が積もっている地方では雪崩、それから雪解け水などによる洪水などの恐れもあります。
また、寒冷前線の雲が本州の真ん中あたりにかかっていますが、この前線が通過する５日の午後から夜にかけて、東日本や北日本でも激しい雨、また落雷や突風の恐れもあります。
これから北日本では６日の明け方にかけて、西日本でも５日の夕方にかけて、台風に匹敵するような強い風が吹きます。
また、予想雨量は各地で１００ミリの雨量が予想されていて、北海道の山間部では５０センチの大雪も予想されています。厳重な警戒をお願いします。(05日11:37)